iPadでプログラミング
目次
9.7インチiPad 128GB wi-fiモデルを購入しました。個人的には購入して大正解でした。
期待していたのはApple Pencilが使えることでしたが、さらにプログラミングができるようになったので期待以上の活躍です!
今回は個人開発用にiPadでプログラミング環境を整えてみた記事です。
利用サービス、プログラム、アプリ
ロリポップ マネージドクラウド(サーバー)
https://mc.lolipop.jp/
開発できるか心配だったのでとにかく無料でhttps、nodeが試せるという範囲で選びました。
さくらのArukasはフリープランもあり良さげだったのですが、JCBクレジットカードしか持っておらずアプリ作成ができなかったため保留になりました。
なので現在ベータ版で無料なロリポップ マネージドクラウドにしました。環境構築がめちゃくちゃ簡単で素晴らしいです。
Blink(SSHクライアントアプリ)
http://www.blink.sh/
https://github.com/blinksh/blink
App Store見てたらよさげなのは有料かつアプリとしてはそれなりの値段で悩んでいたところ、Blinkはgithubからビルド1 して使えるみたいだったのでBlinkにしました。
vim(エディタ)
普段はVSCodeを使っています。なので似たような感じで開発できるのがベストでしたが、iPadの時はvimに寄せていくことで落ち着きました。カスタマイズ面白いです。
emacsもインストールしたのですが、残念ながらコマンドを忘れてしまっていました…
検討したクラウドIDE
codeanywhereはタップ操作でストレスを感じるところがありやめました。
cloud9はawsのアカウント登録が面倒だったので諦めました。
開発の仕方
Blink起動してssh接続 → vimで直接リモートのファイル編集 → safariで確認
という感じです。
画面分割のおかげで調べながらできます。
マネージドクラウドはgitでデプロイされる感じですが直接編集してます。
nodeでアプリ作成するとpublicディレクトリがあり、そこに静的ファイルを置けばデプロイが必要ないのでその中でいじってます。
他のデプロイ方法が分からず思いつかず、layout.jadeファイルにnoindexタグを追加したかったときは停止されるのを待ちました…
今は静的ファイル編集だけなのでいいですが、今後どうするか考える必要がありそうです。
デバック方法(firebug lite)
https://getfirebug.com/firebuglite
簡単にコンソールが見れればよかったのでブックマークレット方法を採用してたのですが、これだとページを開いた時のエラーがでないことに気が付きました。なので開発時はhtmlにscriptを追記してます。
スクリプトを追加するとこのような感じです。
まとめ
proではないiPadでどこまでできるのか不安でしたが、一通りの環境を無料で試して雰囲気をつかめるのがよかったです。
Macに比べると効率は落ちるものの、気軽にどこでもできるという体験が素晴らしいです。
不満点ですが、キーボード操作がやりづらいなと思うことが多いです。
Blinkを自分でビルドしたときは問題なかった気がしますが、購入してみたらctl + spaceで言語切替が出来なかったり。
caps lockをctlに割り当てができているのか微妙だったり。
iPadは納得いくキーボードカスタマイズが難しそうです。かといってスクリーンキーボードを開発時に使うのは厳しいです。横画面になると画面半分が隠れます。
キーボード周りが改善できればかなり良くなると思います。
参考記事
Web Development On An iPad
さくらのレンタルサーバに最新のEmacsをインストールする
-
Blink: iOSでmoshを使う moshを使ってみたかったのですが、サーバー側でmoshインストールにつまづいたため出来ませんでした。 ↩︎